こんにちは、今回はポップンミュージック2より「マサラ / すてきなタブーラ」について語ります。
この曲は実は昔、TBSのオールスター感謝祭でもBGMとして流れていた事のある
全国デビューを果たした曲です。結構偉大かもしれません。そうじゃないかもしれません。
さて、この曲、曲調がアラビアンだったりエスニックだったりよくわからんメロディーとなっている。
キャラクターや設定からしてインドっぽいもんだと思うのですが…
なんかいろいろごちゃまぜである。
このように、全体的にテキトーが漂う曲で…いい意味でヘンテコリンな曲である。
ポップンが初期の頃は、「一番簡単な曲はヘンテコな曲」みたいな法則性みたいなものがあって
1では「ファンタジー」、3では「モンド」と同じ系譜を歩んでいる。
が、このヘンテコな曲という部分が、今までのbeatmaniaと違うモノだという線引きのような役割があるのでは無いだろうか。
その為、ポップン2の中でも結構ヘンテコなこの曲にスポットが当たったのだろう。
多分。
さて、何故この曲がヘンテコに感じるかというと、まず意味のわからないサンプリングボイス。
とりあえずそれっぽいモノを押しこみまくった、雰囲気だけのゴリ押しである。
そして曲名「すてきなタブーラ」というものであるが
ここまでエスニックな雰囲気を出しておきながら日本語。
そんでもってその曲名も意味わからない。
タブーラといえば、レバノン料理でアラブの人たちが食べる料理だが…
あれ?インド要素は?
ホントによくわからない。複雑な海外事情が絡んでいるのだろうか…。
あ、決して勘違いしてほしくないトコロは、私はこの曲が好きだという事で…
ヘンテコだヘンテコだとディスりまくってるように見えるかもしれませんが、それがこの曲の良さという事です。
という感じなのだが、各地でやはりヘンテコだと言われまくったのであろうか、この曲も逆襲を始める。
そう、EX譜面の追加である。それも、曲も2分近くに伸びてちょっとオトクに。
しかしまあEX譜面が追加されるとは本当に思わなかった。この調子でいろんな曲がEX譜面追加してほしいなぁ。
こんにちは、笹川マイスです。
今回はポップンミュージック7の名曲「ミスティ / Platonic Love」について語っていきます。
さて、この曲はポップン7が出た当時より大人気だった曲(とキャラクター)です。
ナグレオ氏のセンスが光る、しっとりとて、それでいて切なそうなメロディがヒットいたしました。
それにしてもこの女性ヴォーカルは、かすれてそうでかすれていない
…いや、やっぱりちょっとかすれているような声が特徴であり、逆に魅力的です。
そのかすれ具合はまさしく「ミスティ」。
サザンオールスターズの桑田佳祐は、かすれ声を出すために大声で叫んだり、ウォッカでうがいをするなどの無茶をしまくる事で、かすれ声を出す事に成功したといいます。
この曲のかすれ声に関して言えば、そうでない事を祈る。
この曲、アーティスト名は「NARD」となっている。
これはあの有名なアーティスト「ZARD」の「Z」をヨコにして「N」にしている。
それで「NARD」となったのだ。つまり、オマージュやリスペクトといった値になっている。
…が、実はこの「ナード」という言葉であるが海外ではちゃんとしか意味を持つ単語(スラング)になっている。
その意味は「オタク」である。聞いたことある人も多いだろう。
が、この曲のイメージと全然合っていない。
とはいえ、ナードというスラングは最近出来たものであるし、この曲が出来た2002年ごろにすでに存在していたか?というとなんとも言えない。
ナグレオ氏が何も知らずにナードと名づけてしまった、又は当時は存在していなかったと考えるのが妥当である。
後になって別の意味を持ってしまったという事に関してはポップンミュージックCS2の
「アキバ」と立場が似ている。
しかも意味も大して変わらん。
キャラクターはかごめ。または「C子」と呼ばれていた。
これは、かごめという名前が公募で採用されたもので、キャラクターのイラストが公開された当時は名前が無かった為、Cのキャラ…C子と呼ばれるようになったのだ。
かごめの英語表記は「Kagome」となっているが、折角だったら「Cagome」にすれば良かったのにと思うが、それだとキャゴメになるか。
このキャラクターのイラストが公開された時からその可愛さで人気があったので、C子といって反応する人も少しくらいは居るかもしれない。絶滅危惧種かもしれないが。
こんにちは、笹川マイスです。
今回はポップン11で登場した、ポップン9の楽曲「ミサ / Requiem」のREMIX…
D-Groove REQです。
数あるRemix楽曲の中でも、原曲の良さを尊重しつつ
独特のアレンジを施している秀作だと思っています。
私は原曲である「ミサ / Requiem」も好きですが、このD-Groove REQも同じくらい好きです。
普通、REMIXというとどっちかが良い(基本的には原曲)となって
片方は微妙だな。って思っちゃったり、そうでなくとも片方だけ聞きまくってしまうというな問題に陥りやすいと思うんですが、この曲ではそうはならないですね。
どちらも好きです。優劣付けられません。
ただ
ポップンの対象年齢である中高生でミサが好きだという人や、プレイしてみようと思う人はそこまで多くないと思います。
Des-ROW効果もあって、アレンジされたD-Groove REQのが聴きやすいというのが大半でしょう。
ですが、それ故にD-Groove REQから初めて原曲の良さを知るという事も出来ます。
Requiemのような厳粛そうな曲をここまでゴリゴリな曲調にするという発想も
ある意味「オリジナル曲」だから出来た事で
実際に本物のミサで歌われている曲をこんな曲調にするのはイロイロ怖くて出来ないですね。
そう思えると本当にバランス良い曲に仕上がってます。
ゴリゴリのテクノサウンドが非常に気持ち良い曲で、オペラと良く似合う。
こういう曲もっと増えてほしいですね。いや、ホントに。
そもそも「REQ」は恐らくRequimの略であると思うが…
「Req」というのはリクエストやリキュールなどの単語の略に使えど、「レクイエム」の略で「Req」は使わない。
そもそもそんな気軽に略していいような言葉だとも思えんし…。ポップンの曲語りのコーナーです。
今回は初代ポップンミュージックより「J-テクノ」です。懐かしいですね。
さて、初代ポップンミュージックが1998年に出たモノで…
実際にワタシがポップンミュージックに触れたのが1999年くらいですから
今から17年くらい前のお話ですな。
え…もうそんな経つん…うせやろ…
当時音ゲー自体がほとんど無く、ポップンミュージックとbeatmaniaぐらいしか無かった時代。
この曲は「テクノ」というクラブミュージックとしてはありふれたジャンルであるが、当時のbeatmaniaの方向性と異なったテクノである。
ポップン1のテクノポップはコミカルなテクノを担当していたが、こちらは非常に爽やかな雰囲気を持つテクノナンバーとなっている。
こんにちは笹川マイスです。ポップンの曲語りのコーナーです。
今回はポップン4初期の大人向けの歌謡曲「Nanja-Nai」です。
この曲はジャンル名にもある通りしっとりとした落ち着いた歌謡曲で、ややクセのある女性ヴォーカルが心地よい。
難易度の問題もあってあまり遊ばれる曲でも無いが、実はこの曲、アーティストがとてつもなく豪華である。
そう、この曲の女性ヴォーカルはあの研ナオコなのだ。
正直、今の世代のポッパーでも研ナオコは知っていても「研ナオコが歌手でCDをリリースしていた」事なんてあまり知らないだろう。
自分らの世代でも研ナオコの楽曲はあまり解らない。
やっぱり歌手で長い間活躍された方だ。驚くのはその美声。
非常に安定した歌声で、聴いたこちらが安心する。
しかし、その落ち着いた曲調が災いしてか、難易度は先述の通り低い。しかもノーマルだけ。
ノーマルの難易度を通り過ぎたプレイヤーにとっては、もうそれ以上遊ぶ必要が無い…
メダル集めでも、1回しかプレイする必要ないし…
が、このノーマルの譜面だが…問題があるとすれば難易度の割に、譜面にズレがあって結構攻略し辛い所。
リズムも取りにくく、見た目以上に難しい。ノート数に騙されてはいけない。
特に初期作品であるポップン4では難易度がかなり低く設定されており、爆死したプレイヤーも多かったもよう。
しかしまあ、よく研ナオコ氏に歌わせる事が出来たものである。
それに加えて、この曲は作詞が所ジョージなんだからスゴイ。
この2人を引っ張ってきたNazo2鈴木氏の人脈には驚かされる。
研ナオコはテレビで見ない日は無いというのはちょっと大袈裟だが
所ジョージで言えば本当に毎日映っているような芸能人なので、よく受けてくれたものである。
まあ、実際問題、拘束時間もそこまで大きいものでもないだろうし、
本来は音楽関連の仕事を中心にされていたお二人なので
なんだかんだいって、歌関連の依頼というものは本人達にとっては嬉しいものかもしれない。
ロングバージョンも存在しているしね。
さて、この曲のキャラクターはNK2000。研ナオコ氏のイニシャルから取られている。
モデルもそのまんま研ナオコ。
ちなみに、ポップン4で登場した新キャラで最年長キャラはマユミの28歳。
これは公式ホームページでも言及されている。
…なのだが、そうだとすればNK2000は28歳以下という事である。
子供もいるし、とてもそうだとは見えない…。
何歳なんだ。